Ik ben ......

誰?

セーチェーニ・ヴィリアム(Széchenyi William)、もしくは、うぃれむ(Willem)というハンドルネームでインターネットにクラゲのように漂っている者です。セーチェーニ・ヴィリアムのセーチェーニはセーチェーニ・イシュトヴァーンに因んだもの、ヴィリアムおよびうぃれむはオランダ国歌であるヴィルヘルムス・ファン・ナッソウエ(Wilhelmus van Nassouwe)に因んでいます。

何しているの?

  • 趣味としては写真、野球観戦、語学、旅行、読書、音楽鑑賞などがあります。
  • いわゆるオタクです。
    • これといった特定ジャンルについて深く語れるというモノはありませんが、気質的にはオタクです。
  • VRChat初心者です。

どこにいる?

主にMisskey.ioとDiscord(szent_ishtvan)に生息しています。Twitter(X)Instagramにも生息していますが、後者ふたつの更新頻度はだいぶ低めなので前者のどちらかが良いでしょう。
もし私が見知った方でない場合は、ブログを見たと付言していただけると交流がスムーズになると思われます。

どんな人間?

すぺしゃるさんくす

パクリ元文体の参考とさせていただいた記事
obsolete.hatenadiary.com

最終更新:2024/04/24

クレームブリュレのように

恋愛をしたい。

恋愛をしたい

甘く焦がれる恋愛をしたい。そう、クレームブリュレのような……


というイタイ前置きはさておき、恋愛をしたいという感情をうっすら(?)と持っている。
波乱万丈ながら人生を謳歌しているものの、なにかこう、スパイスというか、刺激が足りないという点と、単純に愛されたいし愛したいという気持ちからだと個人的には考えている。
ただ、周りは皆年下だし、仮に大学に受かれば県外へ出るという点もあってなかなか悩ましいと感じている。その上、学業成就祈願として菅原神社へ行った際に今年度の運勢を占うべくおみくじを引いたのだが、

恋愛:感情を抑えよ

と書かれていた。
これは「やめとけ」ということなのか「重くなるなよ」という事なのか……

ただ、それでも恋愛をしたいという気持ちに揺らぎは無いので、勉強と恋愛と両立できるよう頑張りたいものだ。

ファッションのはなし

私はオシャレをするのが好きだ。
自己表現とかカッコよく見せたいとかそういう気持ちはあるにはあるが、それよりも単純に
「着たい服を自分に合うように着たい」
という理由からオシャレをしている。
なので長衫*1とかチャイハネのインド綿のカーディガンとか大島紬の和服とかみたいなちょっとイロモノ的な服も持っている。
こういうのを着て出かけたりすることで会話の起点になったりもするので、他人と喋るのが好きな自分としては結構助かっている。

また、私は
「日常でコスプレを」
という考えをちょっと持っている。
コスプレと言ってもコミケとかでやってるようなああいうのではなく、自分の着たい格好、例えば私だと書生スタイルなんかをやってみたいと思っているが、そういう格好をしたり、先述した長衫を着るというような意味でコスプレという言葉を使っている。簡単に言えば
「好きなの着ろ」
って事だ。
ちなみに長衫は普段着に使っている。夏場は少々暑いが、日焼けするくらいならまだマシだ。暑いけど。

別に奇をてらう必要も無い。ただ着たいから着る、それで良いと私は思う。
なのでファッション理論なんかは全くわからない。
ただ、好きなのを着ろと言っても組み合わせでダサく見えたりという事は大いにあるので勉強はしている。
そういう理論とかを勉強するなら個人的には『服を着るならこんなふうに』という漫画をオススメしたいと思う。
web-ace.jp
重ね重ねにはなるが、ファッションなんか着たいのを着れば良いと思う。もちろん組み合わせや整え方なんかはあるが、まずは着たいのを着るのが良いと思う。

*1:男版のチャイナドレスみたいなやつ。カンフー映画に出てきそうな服

Qui suis-je ? 1話【甘ったるいコーヒー】

 ふと、死のうと思った。
 深夜2時、もう戻る事は無いだろうと家を出た。

 近所の橋の欄干に両腕を乗せ、川面を眺めれば、そこには印象主義のような美しい絵があった。
「……死ぬ間際だってのに、どうして世界は美しさを描くのかねぇ。」
 そうボヤきながら、俺は身を乗り出し、絵を破りに行った。



 しかしながら、気が付けば俺は全く違う場所に居た。

 喫茶店……?何故……?理解が追い付かない。身体も濡れていないし、どこも痛くもない。
 戸惑っていると、
「おっ、やっと気が付いたかね少年。」
 と聞き慣れぬ声をかけられた。
 後ろに目を向ければ、そこにはひとりの女性がコーヒーカップをふたつ用意して立っていた。
「あの……、あなたは?ここは……?」
 そう訊くしか、できなかった。
「ここはいわゆる“彼岸”って所さ。でも少年、君は死んでないんだなこれが。」
「彼岸?死んでない?一体どういう……」
「まぁまぁ、とりあえずコーヒーでも飲みなさいな。」
 そう促され、仕方なくコーヒーを飲んだ。
 甘い、甘すぎる。これでもかというくらいに砂糖が入っているように感じた。
 むせる俺を見て
「はっはっは、甘かろう甘かろう。自分にもそんくらい甘くしてあげなさいな。と言っても時には苦味も必要だけどね。」
 と笑う。なんなんだこの人は。
「おっと、自己紹介がまだだったねぇ。僕は水谷仙胡(みずたに せんこ)。しがない元人間さ。」
 元人間だって?頭打ったせいで中二病の人間に出会ってしまったのか?
「……帰ります。」
 そう言ってドアの方向へ向かおうとした時
「帰る?どうやって?ここは彼岸だよ?第一もう帰るつもりは無いんだろう?」
「いいんですよ、元々死ぬために出かけたので。」
「ふーん。そっかそっか、君の中にはまだ命のカンテラが煌煌としてるのにね、村下紫菀(むらした しおん)君。」
 !?
 何故俺の名前を?
「驚いてるねぇ、驚いてるねぇ。」
 そうニヤニヤしながら水谷と名乗るその女性はつらつらと俺の個人情報を述べ始めた。
「誕生日は10月3日の18歳、今は不登校、好きなモノはカフェオレと読書、好きな女のタイプは……」
「わかりました!わかりましたから!降参ですから!」
 本当に何者なんだこの人は。



「……で、ここは彼岸ってとこなんですか?」
「そうそう。川を挟んであちらとこちら、まぁ君が生きている世界とあの世って感じで捉えてくれればいいかな。」
 意味がわからん。そりゃあの世とこの世くらいはわかるが、そんなのがあるとは思いもしないし第一死後の世界なんてわかりようが無い。
「嘘だと思うなら外をご覧なさいよ、絶対君の知っている世界ではないから。」
 そう言われ、窓から外を見てみると、景色はまるで水墨画で描かれるような仙人の住むような世界だった。
「僕の言う事を信じてくれるかい?」
 信じられない。
 夢だこれは。とほっぺたをつねるも、痛い。
「まぁ、君をここに呼んだのは僕だからね。」
「あなたが?」
「そう、僕がこっちにワープさせたって言えばいいかな。あと水谷でいいよ」
「は、はぁ……」
 信じろと言われても、やはりまだ信じられない。
「君が橋から飛び降りるのを見て好奇心が湧いてね。」
 死のうとする人間に好奇心が湧くなんてどんな性格してるんだ。
 そう思っていると、水谷さんは僕に質問を投げかけた。
「どうして、まだカンテラが光っているのに、死のうとしたんだい?」
「そのカンテラって何なんですか……?」
「まぁ、わかりやすく言うとその人の命の輝きって言えばわかるかな。死にかけの人のカンテラは電池切れ前みたいに弱々しく光るし、いきいきとしている人のカンテラは太陽のように眩しいのさ。」
 よく創作で人の命を蝋燭に例える描写があるが、それみたいだなと思った。
「ま、見えるからと言ってどうこうできる訳でもないけどね僕は。」
「じゃ、俺にどうしろって言うんですか。」
 そもそもこの人が何故俺に興味を示したのかもわからなければ、どういう意図をもってこの場所に呼んだのかすらわかっていなかった。
「君に楽しく、人生を謳歌して欲しいのさ。」
「……はいぃ?????」

 どういう事なんだ。

「僕と契約して、人生を謳歌してくれよ!」
 そう某魔法少女のアニメのように水谷さんは提案してきたのだった。

※この物語は1ミリくらい実話を基にしたフィクションです。

私はいつもブログを書く際、下書きを紙に書いてからそれをパソコンで打ちこみ、書きながら推敲をしつつ一旦下書きとして保存、その後もう一度読み直してから投稿という体裁を取っている。

二度手間と思うだろうが、私はブログをその時々の思った事なんかを書いている事が多いため、日記の代わりや思考の整理の方法としても使っているのでこういう形でやっている。
何度も転生してて言えることでは無いが後々見返して
「こう考えていたのか」
と後々に活かすべく紙に残す方針にした。

そして今回はブログと創作概念なんかの執筆用に万年筆とインクを買った。
元々万年筆は持っていたが、それは外出時用にすることにした。
ちなみに私は普段のメモや手帳はもちろん、ノートなども大概万年筆で記入している。
かっこつけという理由ももちろんあるが、鉛筆やシャープペンだと筆圧が弱い故にしっかり書けないからというのが大きい。またその筆圧の弱さのためしっかり書こうとすると力が入りかえって疲れてしまうというのが理由だ。
今回はインクをカートリッジ式ではなく瓶で購入した。
創作概念としての文章なんかは主にまとめてある便箋や作文用紙に書く事が多いので、気分はさながら文豪である。
締め切りが無くのびのびと書けるのは違う点だろうが。



ちなみに今回からアイキャッチ画像を付けてみた。
国鉄駅名標を参考に作ったので若干ダサいが、ご容赦のほどを……